2024年07月09日 19:01

日本通運は、企業向け小口貨物輸送商品「プロテクトBOX」の国際輸送サービスである「プロテクトBOX GLOBAL」の提供を開始した。

「プロテクトBOX」は国内輸送の梱包ツールとして2019年に日本全国でサービスを開始。陸・海・空すべての輸送モードで使用可能であるため、多くの顧客に利用されている。国際輸送においてもニーズが見込めることから利用範囲を広げ、国際輸送にも対応できるサービス「プロテクトBOX GLOBAL」を開発した。輸送案件に合わせて必要基数を導入し、専用BOXとして利用できる。

「プロテクトBOX」は、蓋と側面のパネルにはテクセルと呼ばれる素材を使用し、軽くて丈夫なBOXを実現。国際輸送は国内輸送と比べて輸送距離や輸送時間が長く、輸送途中での荷扱いの回数が多くなるほど貨物汚破損などのリスクも増えるが、プロテクトBOXなら貨物をしっかり守ることができる。また、一般的なパレット梱包と比較すると、ストレッチフィルムやエアキャップといった梱包資材の使用量を減らせるため、梱包にかかる資材費や作業人件費を削減できる。さらに、耐久性があり反復利用が可能。配達時にBOXを回収することでゴミが出ないため、ゴミ処分の手間を省くことができる。一般的なパレット梱包でストレッチフィルムを使用した場合と比較して、1基あたり0.19㎏のCO2排出量の削減効果がある。

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