2024年07月08日 09:07

newmoは、大阪市域交通圏を中心にタクシー車両数606台を保有する未来都(みらいと)の全発行済株式を取得し、経営権を取得した。
未来都は1960年に創業し、地元大阪で60年以上にわたり地域密着で質の高いサービスを提供するタクシー会社。「真⼼を込めた⼼から⼼へのおもてなし」を経営理念に、現在大阪府内10箇所に営業所を構え606台のタクシー車両を保有するほか、大阪でいち早く「Uber」「GO」と業務提携を行ったり、QRコード決済をはじめとした多様な決済手段を提供したりするなど、顧客に利便性の高いサービスを提供している。
newmoは「利用者視点に立ったサステナブルな地域交通」の実現を目指し、1月に設立した会社。3月には大阪市域交通圏にて事業を展開する岸交に資本参加し、タクシー事業を推進している。また、newmoは3月に開催した事業戦略発表会にて、「2025年度中に、全国主要地域での展開、タクシー車両数3000台、ドライバー数1万人を目指す」旨を発表している。
今回、働き手不足や移動難民の課題が深刻化する未来を見据え、タクシー事業のDX推進、経営基盤の強化、日本版ライドシェアへの参入等の想いが一致したことから、newmoグループが未来都の経営権を取得することとなった。なお、取得価額については非開示となる。
今後もnewmoは全国のタクシー事業者との資本提携を進めていく。