2024年07月05日 15:41
JOYSOUNDを展開するエクシングは、VIE社と共同で、業界初となる「ガンマ波カラオケ(商標・特許出願中)」を開発し、7月5日より全国にカラオケ配信する。
ガンマ波とは、ヒトが記憶や思考をしている時に現れる30Hz以上の脳波を指す。ガンマ波の音を聴かせることで、マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトを対象とした臨床試験において認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られている。
VIE社の研究では、40Hzのガンマ周波数の音楽(ガンマミュージック)が聴覚定常状態応答(ASSR)を誘発するかどうかを調査した。ガンマミュージックは、ドラム、ベース、キーボードの音を含み、それぞれが40Hzの振動を持っている。研究結果は、ガンマミュージックがASSRを効果的に誘発し、従来の40Hz刺激よりも快適で自然な聴取体験を提供することを示した。
「ガンマ波カラオケ」では、視覚や意識に関連付けられている脳波のひとつである「ガンマ波」をカラオケに融合。笑顔で楽しく、聞いて歌って生活に刺激を与える「ガンマ波カラオケ」の展開を通じて、現代の高齢化社会の課題に寄り添う、音楽エンターテインメントの提供を目指す。対象曲は、BEGINの「島人ぬ宝」、川中美幸さんの「二輪草」をはじめ、シニア層に人気の高い楽曲を中心に、全30曲をラインナップしている。