2024年06月14日 20:01

スコットランド国際開発庁(SDI)は、イオン系列の水産売場にて、スコットランド産サバの魅力をアピールするキャンペーンを継続的に行っている。
ここ数年、国産サバの不漁などを背景に大きく存在感を増しているスコットランド産のサバについてイオンリテール食品本部水産商品部バイヤーの初瀬雄二さんは「この2カ月だけみてもスコットランド産サバを使った製品(ろく助塩使用の塩サバ)の売り上げは、前年同期比125%と非常に良い伸びを見せている。いろいろな食品が値上がりをしている中で、売り上げが伸びているというのは脂乗りの良いスコットランド産サバの美味しさを消費者の方が認識してリピートしてくださっているからだと思うし、実際にそういう声も聞いている」と話し、全国の店舗のうち6店舗でデモンストレーション販売をするなどキャンペーンを行ってきた。
スコットランドのサバの漁期は9月~1月ごろまで。9月~1月にかけて北大西洋西部で獲れるサバは身質もよく、脂乗りも良質な状態だという。トロール船とまき網船で獲る漁法があるが、近年では身質に差異が出ることもなくなっているようだ。
なお、カネジョウ大崎(千葉県銚子市)がイオンリテールで販売するスコットランド産サバを使った「ろく助塩使用塩さば」は5月半ば~6月上旬までXキャンペーンを実施、好評を博した。初瀬さんも「今後もまたタイミングを見ながらキャンペーンを実施していき売場の活性化を図りたい」と話している。