2024年05月16日 15:45
M&Aクラウドは、「M&Aクラウド」に実名で掲載している買い手企業のM&Aニーズを、M&Aアドバイザー向けに定期配信するメルマガ「M&Aニーズ配信サービス（β版）」を5月20日より開始する。
同社が運営する求人広告型のM&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」は、買い手の顔が見えるM&Aマッチングプラットフォームとして、実名かつリアルなM&Aニーズを記事として公開しており、買い手企業と売り手企業のダイレクトマッチングを基本としている。そのため、他社仲介会社が、「買い手企業」「売り手企業」としての企業登録をすることはできないのが現状だ。一方で、全国にあるM&A仲介会社は3000社にのぼるとされ、M&Aアドバイザーが買い手企業の買収ニーズを把握するために「M&Aクラウド」の買い手企業の掲載情報を日常的に見ているという声は以前からあった。
こうした社会背景やニーズの変化を受け、業界全体での成約率向上に貢献できる新たな可能性を感じたことから、試験的に同社の買い手企業の掲載情報を社外のM&Aアドバイザーにも提供するためのメルマガ配信を開始することにした。登録者には、「M&Aクラウド」に掲載されている600件以上の買い手企業のM&Aニーズを定期配信するため、毎回検索する手間を省くことができ、売り手企業にマッチする企業の情報を受け取ることができる。今後は、有料化も含めて本格的なサービスインについて検討していく。
料金は無料（β版のため）。配信開始日は5月20日。配信頻度は週1回。
