2024年05月15日 16:13

デクスコムジャパンより、リアルタイムCGM「Dexcom G7 CGMシステム」が発売された。本製品は2023年9月に製造販売承認を得ており、糖尿病があり2歳以上のインスリン自己注射を1日に1回以上行っている全ての人が保険診療下で利用できる。
リアルタイムCGM(持続グルコースモニタリングシステム)は、間質液中のグルコース濃度の変化を把握し、糖尿病のある人の日常の血糖マネジメントを容易にするための医療機器。Dexcom G7では、測定したグルコース濃度をスマートデバイスに表示するだけでなく、上昇・低下のトレンドをリアルタイムで確認することもできる。
Dexcom G7は、糖尿病のある人が糖尿病をより簡単にマネジメントできるよう使いやすさを向上すると同時に、高い精度での測定を実現。ヘモグロビン(Hb)A1c 7%未満を目指す血糖マネジメントを支える。トランスミッターと一体化することで従来機のDexcom G6より60%小型化し、センサーのウォームアップが30分未満で完了、約7分で設定を完了できる。
Dexcom G7は、上腕後部へも装着が可能となり、装着部位、装着期間、センサーグルコース値に関わらず高い精度を実現することが、海外の臨床試験で確認されている。また、重症低血糖を警告する「緊急低値リスクアラート」など患者の行動変容を促す各種アラート機能を備え、状況に合わせて調整が可能。