2024年05月14日 12:37

eWeLLは、4月17日にリリースした、生成AIを活用して訪問看護計画書をワンクリックで自動作成する国内初のシステム「AI訪問看護計画」の利用数がサービス開始から24日で利用数1万件を突破した。

同社は、ITを活用した在宅医療の業務支援を推進。主な事業は、在宅医療を支える訪問看護ステーション向けに電子カルテ「iBow」等をサブスクリプションで提供するクラウドソフトウェア事業で、全国47都道府県で4万4000人以上の看護師等の日々の業務で活用され、20万人以上の在宅患者の療養を支えている。

「AI訪問看護計画」は、訪問看護師の計画書作成時間を短縮し、看護の質の平準化を図るために開発された国内初のシステム。少子高齢化が進む中、訪問看護の需要は高まり続けており、厚生労働省によると2025年に13万人必要なところ、最新の調査が行われた2022年で10万人と看護師不足が課題となっている。この課題に対応するため、「AI訪問看護計画」は生成AIを活用し、ワンクリックで訪問看護計画書を自動作成する革新的なサービスだ。

同サービスが、リリースから短期間で1万件利用されたということは、生成AIを活用したサービスは在宅医療従事者によって潜在的に興味関心が強く、顧客のニーズや在宅医療の本質的な課題解決を目的にeWeLLが開発するプロダクトがその興味関心にマッチしたものと考えている。今後提供開始予定のケアログ(仮称)、AI訪問看護報告書、AI訪問スケジュール等の新サービスへの支持についても期待される。

iBowサービスサイト(AI訪問看護計画)