2024年04月19日 15:06
野村不動産は、同社が手掛ける高機能型物流施設「Landport(ランドポート)」シリーズにおいて、ハコベルが展開する輸送マッチングサービス「ハコベル運送手配」を活用した「Landport 配車サービスpowered by ハコベル」を4月1日より導入開始した。
昨今のEC拡大により業務荷物量は増加傾向にある一方、運送事業者における時間外労働の上限規制開始に直面する物流業界では、ドライバー労働力不足による輸配送能力の低下が懸念されており、事業環境の変化に直面する荷主・物流企業の課題が顕在化してきた。今後具体的な対応をしないと新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前の2019年度の貨物輸送量等と比較して2024年度には輸送能力が約14%、2030年度には約34%不足する可能性があると言われている。そのような物流業界全体で抱える課題の解消を目的として、配送マッチングサービス「Landport 配車サービス powered by ハコベル」を導入した。
同サービスでは、登録車両数約5万台、運送会社数約1万7000社に上るネットワークをもつ「ハコベル運送手配」の基盤を活かし、Landportの入居企業へ「Landport 配車サービス powered by ハコベル」を導入することで、最適な配車を実現する。専用のWEBアプリに荷積場所・荷卸場所を入力するだけで見積もりが提示され、平均3分で車両のマッチングが完了し、当日配車・当日配送の対応も可能となる。