2024年04月18日 15:39

アスクルは、4月より、ビッグデータ活用によるメーカーとの更なるマーケティングの共創を目指す「ASKUL ECマーケティングラボ」を始動した。

同社は、「データは社会に還元され、活用されるべきもの」という思想に基づき、2014年よりLOHACOにおけるECならではの多種多様なビッグデータを「LOHACO ECマーケティングラボ」参加企業にオープン化。ビッグデータを活用した新たなマーケティング手法の研究と実践を重ねてきた。2023年3月、BtoB事業とBtoC事業のシナジーを最大化するため両事業の運営体制を統合したことを機に、本年4月よりBtoBのビッグデータもラボ参加企業に開放して活動することとした。これに伴い、名称も「LOHACO ECマーケティングラボ」から「ASKUL ECマーケティングラボ」とした。

「ASKUL ECマーケティングラボ」第1期の活動では117社の参加企業とともに、顧客のニーズを捉えた効果的・効率的なECマーケティングを研究していく。新生ラボでは、これまで10年間の活動から見えてきた参加企業の課題を解決するため、よりわかりやすく活用しやすいデータ活用基盤を提供し、データドリブンなマーケティング活動支援を目指す。これに伴い、データ分析に伴う業務効率化等の課題を解決するため、全参加企業にボタン操作だけで閲覧したいデータが生成されるツールを提供。さらに、ラボ参加企業は自社のニーズに合わせ、3つのプラン(①BtoB②BtoC③BtoB・BtoC両方)の中から選択した活動が可能だ。

アスクル