2024年04月12日 09:01

「広島県庁舎敷地有効活用事業」を推進する事業者「MOTOMACHI CONNECT」は、このたび広島県広島市中区基町10番52号(広島県庁舎敷地内)において、テラスを有する木造平屋の商業施設、および芝生広場の工事に着手する。なお、開業は2025年春を予定している。
本計画地は、広島市の主要交差点である紙屋町交差点から南北に走る通り(鯉城通り)に面しており、通りを挟んで向かい側には基町クレド・パセーラ、そごう等が立地している。本計画地には、商業施設として木造平屋建物を2棟建設し、その北側に芝生広場を整備することに加え、新たに駐車場(約165台)を整備する。
広島県の中枢拠点である県庁周辺で働くワーカーや都心部に遊びに来る人々の仕事と生活の日常をアップデートする憩いの拠点を創出する。建物は分棟で配置し、ピロティやテラスを有することで、木のぬくもりを感じられる憩いの空間を創出。さらにグランドレベルで高い開口率を設け、屋外と一体となる居心地の良い場をつくり出す。さらに県庁正面エントランス前に芝生広場を整備し、テイクアウトのフードやドリンクを楽しめ、またバス停前の待ち時間などに一息つける空間をつくる。
また、本計画地の外と繋がる「こみち」を計画している。商業施設の間を南北に通る「ひろしまこみち(仮称)」を整備することで芝生広場と県庁の森とを繋ぎ、商業施設ならびに県庁利用者の誰もが自由に使える憩いのスペースを創出する。