2024年04月11日 12:57
ブックオフコーポレーションは、三重県桑名郡木曽岬町と書籍を通じた地域振興の取り組み等を行う地域連携協定を4月5日に締結した。
本に触れ合う機会を創出する「書店」が無い自治体は、出版文化産業振興財団の調査によると全国456市町村と約1/4に及び、子どもが本と親しむ機会が損なわれるなど地域間格差が問題とされ、経済産業省からも3月5日の閣議後記者会見にて「書店振興プロジェクトチーム」の発足が正式に発表された。
今回、書店がない自治体へ子どもの読書機会を創出し、本が基軸のサステナブルなサービスを提供する「ふるさとブックオフ」2号店を初の図書館内への出店となる木曽岬町町役場図書館内へ4月23日16時にオープンする。
「ふるさとブックオフ」2号店は、2023年8月に1号店を岩手県西和賀町にオープンしたことを知り、ぜひ木曽岬町にも「ふるさとブックオフ」をオープンさせたいと木曽岬町役場の人から問い合わせを受けたことをきっかけに実現した。ブックオフから地域に運営を委託することで自治体は在庫を抱えるリスクがなく、出店することができる。およそ3万冊ある図書館の蔵書に重複しないよう、コミックスやベストセラー、子ども向けの絵本など約4千冊の品揃えを予定している。
場所は木曽岬町立図書館内(木曽岬町役場庁舎1階:三重県桑名郡木曽岬町大字西対海地251)。オープン初日営業開始時間は4月23日16時。