2024年04月03日 19:58
高槻市立しろあと歴史館で、高槻城がデザインされた御城印帳(御城印や武将印を収納できる帳面)を「城の日」にあたる4月6日から新たに販売する。
高槻城は、大坂夏の陣の後に徳川幕府が京阪間の要衝を守る城として整備した。江戸時代には、大阪府下で城として機能したのは大坂城、岸和田城、高槻城の三城だけで、北摂では唯一の存在であることからもその重要性がわかる。慶安2(1649)年には譜代大名の永井直清が入城し、以降13代約220年間にわたって永井家が治めた。令和5年3月には、しろあと歴史館からほど近い高槻城二の丸跡に高槻城公園芸術文化劇場が開館し、連日市内外から多くの方が訪れるスポットになっている。
同館では、国指定史跡で「続日本100名城」に選定されている芥川城の御城印帳を販売している。そして、高槻に来訪するお城ファンなどから「高槻城版の御城印帳も販売してほしい」との要望が多く寄せられたことから、今回新たに制作・販売することが決まった。
新しい御城印帳は、縦18.5センチメートル・横12.5センチメートルで20枚の御城印や武将印を収納可能。御城印帳の表紙には高槻城を描いた鳥瞰図と城主であった永井家の家紋である「永井鉄線紋」と「一文字三ツ星紋」が、裏面には城絵図が印刷されている。
御城印帳は4月6日10時より、しろあと歴史館窓口にて販売。販売価格は1部1200円。開館は10時~17時。入館は16時半まで。休館日は月曜日、祝日の翌平日。※郵便販売不可。※売り切れ次第終了