2024年04月03日 15:56

全日本かるた協会は、豊田市、豊田市文化振興財団共催のもと、小倉百人一首競技かるた3大タイトル戦のひとつ「第63回全日本選手権大会」を、4月28日に名鉄トヨタホテルにて開催する。

「全日本選手権大会」は、「名人位・クイーン位決定戦」に次ぐ歴史ある大会であり、全6回戦のトーナメントで日本一を決定する。全国からトップレベルの選手64名が一堂に会して、100分の1秒差を競う速さで札を払う姿はまさに圧巻。1日約10時間にわたるトーナメント方式で戦うことから、その日の対戦相手や大会直前のコンディションが微妙に勝敗に影響するなど、本大会特有の優勝する難しさがある。そのなかで、1月に近江神宮・近江勧学館で行われた「名人位・クイーン位決定戦」と、3月に明治神宮で行われた「全国選抜大会」の2大会を制した川瀬将義名人が、28年ぶり、史上3人目の3大タイトル制覇となるのかに注目がされている。

また、共催者の豊田市、豊田市文化振興財団による、「見る」「触れる」「楽しむ」がコンセプトのイベント「とよたかるフェス」が、2023年に引き続き同時開催され、大会を盛り上げる。このイベントでは、かるたの札飛ばし大会やスイーツマルシェなどが行われるほか、全日本選手権大会の歴代優勝者が1回戦と3回戦の様子を、パブリックビューイング会場で市民の人々にわかりやすく解説し、競技かるたへの理解・関心を深める活動を行う。

開催日は4月28日(開会式は4月27日)。会場は、名鉄トヨタホテル7階「孔雀の間」(愛知県豊田市喜多町1-140)。

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