2024年03月29日 13:04

東京ステーションホテルでは、宿泊時に生じるCO2排出を実質ゼロにする「CO2ゼロSTAY」をはじめ、SDGsの17のゴールに向けて積極的に課題に挑み行動している。

まず、昨年6月から自社サイト経由の予約に適用している、CO2zゼロSTAYプランによるカーボン・オフセットプログラム。これは、宿泊で生じるCO2排出量を算定、可視化しその相当分を、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの拡大、森林保全活動に投資する仕組み。

2023年6月から2024年2月末までのCO2排出量は約88t。その相当量の削減活動に投資した。費用が料金に組み込まれたプラン販売ではなく、ホテルが全額費用負担する他にはない試みで、さらに2024年4月からは予約チャネルを限らず、すべての宿泊において自動的に適用する。利用者は東京ステーションホテルに滞在するだけで、地球温暖化対策に貢献することになる。

またアトリウムのブッフェ朝食では、個々盛りのメニューアイテムに使用されているプラスチック蓋を個別に回収、同じプロダクトへ再生する水平リサイクルを実現している。2022年10月から2024年2月末までに476kgの回収実績があり、再びプラスチック蓋として使用するためリサイクルした。そのほか、廃自動車の窓ガラスでつくる食器「mado」グラスや、無添加宮崎和牛の採用も。詳しくはこちら