2024年03月29日 09:05

貸切民泊「志ろきや」はバスルームを中心に改装工事を実施。北陸新幹線福井延伸と開業一周年を祝し、4月1日にリニューアルOPENする。
福井県勝山市は霊峰白山を望む、山に囲まれた雪の降るまち。冬ともなると、四方の山々は氷砂糖をまぶしたよう。バスルームの漆黒のタイルに浮かぶ白い檜(ひのき)を山頂の雪に見たて、「冠雪」の銘とした。
湯船は天然木曽檜。天然木曽檜と呼べるのは、長野県と岐阜県にまたがるごく一部の場所に自生する樹齢200年〜300年以上の檜のみ。伊勢神宮の御用材として、江戸幕府の厳しい伐採制限により長く守られてきた。リラックス効果のある精油成分を、天然木曽檜は特に多く含む。深い森の香りに癒されながら、至福のときを過ごしてもらいたいと考えている。
貸切民泊「志ろきや」は日本ならではのヴィラといえる、ユニークな宿泊施設。一棟貸切で8名が宿泊できる和室2間にダイニングキッチンを備え、広い縁側からは苔むした日本庭園を眺められる。夕食は老舗料理店「魚白木」から運ばれる、旬づくしの懐石料理が味わえるのもこの宿ならでは。家族や気の置けない仲間とゆったり過ごすことができる。「上質な空間」にとことんこだわるのが志ろきやのポリシー、天然木曽檜の湯船をしつらえるのは必然だった。水回りも一新し、什器備品も志ろきやらしさを追求した。
志ろきやは「福井県立恐竜博物館」「スキージャム勝山」「大本山永平寺」からも交通至便、福井観光の拠点として利用できる。