2024年03月28日 16:21

松下産業は、3月28日、石巻工房とのコラボレーション商品「DROP×国産石」を発売開始した。

本製品は、寺田尚樹さんがデザインした石巻工房のDROPに、国産石を使用した新たな商品。スチールプレートに代わり、5石種の国産石プレートに、2×2材(38x38mm)の屋久島地杉材を規則正しく立てた、シンプルでユニークなデザインの傘立てとなっている。

240×240mmのスペースに最大9本の傘を整然と収納することが可能。住宅用はもちろんのこと、2台、3台と連結することで、オフィスや商業施設のエントランスでも活用できる。

本商品に使用している屋久島地杉(屋久島の麓で植林後30年~60年の地杉)は、本州北部の杉に比べて成長速度が1/3ほど。木目が緻密になり、また多湿な環境下で生育するため油分が多く朽ちにくい特性があり、日本のレッドシダーとも呼ばれる木材。小節が多く、レッドシダーよりも重さがあり、耐候性が高い特徴がある。

ラインナップのひとつが「DROP(秋保石)」。秋保石は宮城県産の凝灰岩で、採掘した時点ではグレーの淡い色だが、黄色に酸化させて製品化する珍しい石材。凝灰岩の中に混ざった玉石が個性的な模様となり、凹凸を感じさせる自然な雰囲気を生み出す。そのほか、DROP(黄竜山石)、DROP(青竜山石)、DROP(雪豊後石)、DROP(薩摩石)。詳しくはこちら