KOMPEITOは、愛知県豊橋市と健康経営の促進のため「OFFICE DE YASAI（オフィスで野菜）」を2月～3月末の2カ月間、豊橋市内の3企業へ設置、実証実験を行っている。設置した企業は、豊鉄バス、昭和製薬、セーフコート東海。

OFFICE DE YASAIは、2014年からサービスを開始した置き型健康社食(R)サービス。オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置するだけで、健康と美味しさにこだわったサラダやフルーツ、お惣菜などが定期的に届けられる。

愛知県豊橋市の健康課題の一つに糖尿病が挙げられる。国保特定健診受診者のデータでは、市民の40～74歳の3人に2人は糖尿病（予備軍を含む）という結果が出ている。発症予防には健康的な生活習慣を身につけることが重要であり、豊橋市保健所が注目しているのは市民の「食・栄養の改善」。中でも愛知県豊橋市は野菜の一大生産地である一方で、市民の野菜摂取量が不足していることがわかっている。

そこで、豊橋市民にとって野菜をもっと身近なものにするため「OFFICE DE YASAI」と連携し、健康経営を促進する取り組みを実施することとなった。また豊橋市産の野菜を使用した商品を開発し届けることで地産地消を推進し、これを機に豊橋市産の野菜のおいしさを実感してもらい、野菜の摂取量が増えることを期待している。