2024年03月19日 15:52

KINOPPIは、3月15日より、日本初の障がい者向けコワーキングスペース「KINOPPI CAFÉ(キノッピカフェ)」を茨城県にオープンした。
「KINOPPI CAFÉ」は、働く仕事の量や内容をフレキシブルに障がい者本人が選べる、従来の就労継続支援B型事業所にはなかった新しい働き方ができる障がい者むけの福祉サービスだ。障がい者が抱えている課題として、就労継続支援B型事業所は、毎日通わなくてはいけない、毎日頑張っても工賃が増えない、毎日単調な作業の繰り返しで仕事自体が面白くない、仕事が選べない、仕事がキツイ、集団で行う活動が嫌だ、スタッフが嫌だ、総じて就労支援B型事業所はつまらないなどが挙げられる。そのため、中々使いたい就労支援サービスがみつからないことや、通いたくなくない事業所だとしても他を選べないため紹介された事業所に通うしかない状況、通ったとしても継続して通うことができない、ということが多々あった。
「KINOPPI CAFÉ」では障がい者本人の意思決定に寄り添い、好きな曜日のみ働くことが可能で、仕事内容も複数の中から選択することでできるため、自身のライフスタイルやステップに応じてフレキシブルなワークスタイルを構築することができる。そして、日々の就労訓練を通してスキルが身についた人には、一般就労も支援する。また、「KINOPPI CAFÉ」では、一般的な就労継続支援B型事業所と比較して、週5日、月22日利用する障がい者の場合、約3倍の工賃を実現している。
所在地は、茨城県龍ケ崎市砂町5129。