2024年03月08日 12:57

ぐるなびは、相次ぐ飲食店の廃業を背景に、飲食店のメニューを復刻販売する新たな取り組みを3月8日より開始する。
帝国データバンクの調査によると、物価高や人手不足を背景に2023年の飲食店の倒産は前年比で1.7倍となった。このような状況から、「日本の食文化を守り育てる」というぐるなびの創業からつなぐ想いのもと、全国各地で出店を進める店舗開発事業「GURUNAVI FOODHALL WYE」の取り組みとして、廃業した地元の飲食店で親しまれてきたメニューの復刻販売を開始することとなった。
まずは第1弾として「GURUNAVI FOODHALL WYE ヒタチエ」にて、「日立の味の伝承事業」を推進する日立市や商業施設の「ヒタチエ」とともに、2019年に廃業した「えでん」(日立市・鹿島町)のカレーライスを期間限定で復刻販売する。「えでん」は1969年に創業し、50年続いた老舗中華料理店。今回復刻販売するカレーは、賄いメニューから生まれた常連客に愛され続けた逸品だ。今後も、全国各地の飲食店の味の継承を目指し、本取り組みを継続予定だ。ぐるなびは、本取り組みを通じて飲食店の人々と共に地域の食と出会う感動の場を創出し、「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義(PURPOSE)を実現する。