2024年02月19日 16:14
「PIXTA(ピクスタ)」は、OpenAI APIを用いて会話形式でPIXTAの写真・イラスト素材を検索できる新機能「PIXTA検索アシスタント」を公開。画像検索における具体的な検索キーワードが思いつかなくても、利用者の用途や抽象度の高いニーズからPIXTAがイメージの具体化・言語化を補助、複数の画像素材を提案する。
「PIXTA検索アシスタント」は、チャット形式でPIXTAの写真・イラスト素材を探せる、OpenAI APIを用いた新しい検索機能。使用用途やターゲット層などは決まっているが、まだ具体的なビジュルイメージがなく、検索キーワードが思いつかないなど、言語化しづらいビジュアルニーズに対応する。
「PIXTA検索アシスタント」が要望を汲み取り、イメージの具体化・言語化した上で、リリース段階では最大3パターンの切り口による画像群を提案。これによりユーザーにインスピレーションを与え、適切な検索キーワードが思いつかないという問題を解決する。画像検索にかける時間を約20%~60%削減できるという試算結果も得た。
今後、PIXTAでこれまでユーザーが検索してきたキーワードの組み合わせや、画像ニーズと関連の高いキーワードなどのデータベースをAssistantに組み込むことで検索精度を上げる。また、軽量なカスタムモデルを自社で構築し、レスポンスを高速化することなどを検討していく。