2024年02月06日 16:00

岡田商会は、自社オンラインショップ「TYPO」にて、「下請けいじめ」に「判抗」するハンコ「言いづら印」の販売を開始した。

ビジネスの場面で本音が言えない関係性に潜む「下請けいじめ」の問題。「買いたたき」や「理不尽な返品」など、発注側が優越的な地位を利用して受注側に不当な要求をする「下請けいじめ」が、近年さまざまな業界で大きな問題になっている。下請法で規制されているにも関わらず、多くの下請け企業は取引停止などの報復行為を恐れて本音が言えず、泣き寝入りしているという現状が多く存在する。一方、発注側も「下請けいじめ」をしていることに気づいていない場合も多く、意識しないまま下請法に抵触してしまっているケースもある。

「言いづら印」は、そんな状況を改善するために、一人でも多くの人に下請けいじめの問題や下請法のことを知って欲しいという想いから企画したハンコだ(今回の企画は、「つまらない」「みっともない」などあらゆるネガティヴな「ない」から企画を考える会社「ない」との共同開発)。下請け企業の言いづらい本音を、ハンコならではの読みづらい書体(印相体)で遠回しに表現する。社判の代わりに請求書などに押すことで、「言いづらいんですが…」というニュアンスも含めて、言えない本音を遠回しに伝えることができる。「言いづら印」のデザインは全11種類。下請法で定められた11個の禁止行為に対応した文言から選べる。いずれも禁止行為を受けた下請け企業の本音に寄り添った文言となっており、もしどれか共感するものがあれば、禁止行為を受けている可能性がある。

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