2024年02月06日 13:07
兵庫県川西市の商業施設「トナリエ清和台」のCafe&レストラン「muku」は、障がいを持つ人々が働くお菓子工房。様々な障がいを持つ地域の人々がパティシエとして働いており、その取り組みに大きな反響が寄せられている。
同店ではプロパティシエによる指導のもと、障がいを持つ人々が、焼き菓子を20種類以上毎日焼き上げている。中でも、特に人気の7種類のクッキーをぎっしりと詰め合わせたクッキー缶は、一日に30缶以上を売り上げることもある。この製品は、無添加で体に優しい国産素材を使った手作りクッキー。2022年に川西市のふるさと納税のサイト「ふるさとチョイス」に登録したところ、たちまち評判となり、2022年・2023年のNo.1に2年連続で選ばれた。
就労支援施設では、チラシなどの内職が一般的だが、「むく」では自分のやりたいこと=仕事となれるように、より専門的なパティシエの技術を取得出来るプログラムを提供。将来的にここに通所した利用者が、将来菓子店やレストランなどでパティシエとして活躍できるよう、キャリアプランのサポートを行っている。取得の早い利用者は、クッキーの成型から焼き上げ、梱包迄一人で出来るようになっているという。
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