2024年01月29日 12:19

NECソリューションイノベータは、会議資料のペーパーレス化による紙の削減枚数をCo2削減量に換算し、SDGsゴール4指標への貢献度を表示する機能を追加した、ペーパーレス会議システム「ConforMeeting SaaS版」を、提供開始する。

環境・社会・ガバナンスの課題に取り組むESG経営を意識して全社で取り組むためには、経営者だけでなく社員一人ひとりも、ESGを自分ごととしてとらえて行動することが重要だ。ESGへの取り組みは、SDGsの目標達成にもつながるが、SDGsはテーマが大きく、具体的に自分ごととしてとらえにくいことが課題となっている。そこで同社は、SDGsへの貢献に繋がっている社員の行動の一つとして、テレワークの普及により浸透したリモート会議に着目。リモート会議終了後にSDGsへの貢献度を確認できる機能を開発した。

今回の機能追加では、SDGsの17のゴールのうち「8.働きがいも経済成長も」「12.つくる責任、つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」への貢献度を可視化。同機能は、紙資料の準備・保管・廃棄にかかる運営担当者の作業工数や印刷コストなどを、NECがエコシンボルの評価で利用している各種係数を使用してCo2削減量として算出し、4つのゴールの目標値に対するCo2削減量を貢献度として、会議終了時にメーターで表示する。同機能により、SDGsへの社員の意識醸成を、身近なリモート会議を通じて図ることを支援する。

ConforMeeting