2024年01月22日 16:19

TradFitは、日本に続いてフィリピンでも、基本特許技術「客室スマートコントロール」を取得した。本システムは、AIスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、自動で室内温度や照明等の客室環境を宿泊ゲストに最適な状態にする技術。
ホテル、旅館、病院、介護施設などの宿泊施設には、年齢、性別、国籍、住所等の属性が異なるさまざまな宿泊ゲストが宿泊している。そのため宿泊ゲストの属性に応じて、好みの室内温度や照明等の客室環境は、様々に異なる問題がある。そこでTradFitは「客室スマートコントロール」によって、この問題を解決する。
「TradFit」は、AmazonよりAlexa Smart Properties for Hospitalityのソリューションプロバイダーとして日本で初めて認定され、パートナーシップを組み、サービス展開を行なっている日本のスタートアップ。「生成AI・音声・ロボティクス・IoTテクノロジー等を活用した宿泊施設の収益性を改善するサービスプラットフォーム」事業を展開。主に観光・宿泊・ヘルスケア業界等の社会課題の解決を推進し、新型コロナ禍で苦しんでいる各業界に非接触・非対面のサービスを提供してきた。
TradFitは、フィリピンを含め東南アジアにも事業を拡大しており、本特許を活用して売上および利益を拡大。顧客バリューを基点に、知財戦略でTradFitだけにしか提供できない独占領域を拡大することで、事業の成長を最大化していく。