2023年11月29日 15:58
エムアイシーグループは、透明素材に特殊印刷である擬似エンボス印刷を施した展示会専用名刺をリニューアルした。
「エンボス」とは、「紙や布に、文字や絵柄を浮き出したり凹ませたりする加工」をさす言葉。高級感の出る加工だが、印刷後にエンボス加工の工程が必要となるので納期とコストがかかる。その納期とコストの問題を解消するために生まれたのが、擬似エンボス印刷。擬似エンボス印刷は、その名の通り、エンボスを印刷で擬似的に表現する印刷技術。カラー印刷の上に、さらに透明な2種類のニス(ハジキニスと光沢ニス)を使って印刷する。
展示会専用名刺は、「擬似エンボス印刷」を使った特殊印刷でツルツルとザラザラを表現した、透明なPP素材の「クリア名刺」。透明なPP素材は、紙ではないので水に強く、なにより透明なことで名刺としてのインパクトが大きい。他にはない独特の手触りと素材、デザイン性の高さから、名刺交換の際に相手の印象に残ること間違いなし。
素材をPPナチュラルからPPアクアに変更することで、透明度が向上。変更前の素材は経年劣化で反り返りが発生していたがPPアクアに変更することで、反り返りも軽減。また、白色のインキを不透明度の高いオペークインキに変更。白色のインキが従来よりもはっきりと出るようになった。注文開始当初より改良を続けており、デザインも豊富にカラーバリエーション展開も含め100種類以上を用意している。詳しくはこちら。