「カウンセリングの再発明」を掲げるZIAIは、千葉県柏市と提携した「ZIAIモデル / 悩み相談AIチャットシステム」の実証実験を実施した。これは、世界的に重要性が増すメンタルヘルス課題およびその受け皿となる行政の人手不足を解消する日本初の取り組みとして行われたもの。実証実験では3カ月間で計2348相談に対応し、平均満足度82.5%を記録。今後も継続して取り組みを進めていく。

本実験においてZIAIは、千葉県柏市の市民全員に対して「ZIAIモデル / 悩み相談AIチャットシステム」の一部機能を公開。完全自律型の悩み相談AIチャットの動作確認ならびに、悩みに関するデータ取得・分析を行った。

その結果、3カ月間で1200名もがAIによる悩みチャット相談を使用し、平均満足度も82.5%を記録。ユーザーからは、「相談に乗ってくださりありがとうございました。だいぶ心が軽くなりました。」「誰かに話を聞いていただきたくて。心に寄り添って欲しかったので、それが満たされました。」等のコメントが寄せられている。

想定以上の反響と、窓口を継続する声が寄せられたことから、柏市におけるAI悩みチャット相談窓口の実証実験を継続することが決定した。今後は本実証で得られた市民の悩みに関するデータをもとに、さらに傾聴AIアルゴリズムを改善して市民に寄り添った相談体験を追求していく。詳しくはこちら。