2023年11月22日 15:19

スタイルアクトが運営している、分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」は、「保育園に入りにくい駅ランキング(2024年度入園版)」を発表した。
「住まいサーフィン」は、TV、主要ビジネス誌、SNS等で幅広い実績を持ち、ベストセラーとなった「マンションは10年で買い換えなさい」の著者でもある沖有人さんが主催するマンションの無料会員制セカンドオピニオンサイト。今回の調査は、2024年4月時に0歳児の保育所潜在需要がどの程度になるかを推計し、認可保育園に入所しにくい駅、しやすい駅を調査した。待機児童数は、「各駅の0歳児の人口」から「各駅の認可保育所を中心とし、区が定める基準を満たす保育サービスを提供する施設の0歳児定員」を引いて算出している。同調査では、待機児童数の潜在需要を把握するため、各行政区に対して町丁目毎の0歳児人口の調査を行い、0歳児人口の総数を最大需要と推計し、さらにそれらを駅単位で集計した。
調査結果によると、婚姻数の減少等に伴い出生が低下し都区部全体の0歳人口は減少。0歳児定員数は全体的に増加傾向ながら、ワースト30駅中12駅で減少がみられた。今年の認可保育園入りにくい駅ランキングは、1位篠崎(前年1位)2位西葛西(同2位)3位本所吾妻橋(同ランキング外)。上位2駅の顔ブレに変化は無いが、本所吾妻橋は2つの園で0歳児の受け入れがなくなり、定員数が46.7%も減少、ワースト3位へ浮上した。ワースト30駅のうち7駅が江戸川区となり、行政区別でみてもワースト1位となった。