2023年11月21日 09:40
天夢人は、11月17日、おとなの鉄学007「盲腸線データブック」を刊行した。
インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する天夢人は、隔月刊雑誌「旅と鉄道(奇数月21日発売)」をはじめとする、鉄道・旅・歴史・民俗・カルチャーをテーマとした雑誌や書籍を発行し、人生を豊かにするための情報を発信している。
「盲腸線」とは、終点が他の鉄道と接続していない路線のこと。鉄道用語として正式に使用されているわけではないが、鉄道趣味の世界ではすっかり定着した感のある言葉だ。たとえば山中に線路が行き止まりになっているような路線は、いかにも「盲腸線」のイメージだが、実際には大都会にも多く存在する。「他社への乗り入れ計画が二転三転して盲腸線になった」など、ちょっと訳アリな背景を知れば、ローカル線の終着駅とは一味違った趣を感じることもできる。
「おとなの鉄学」は、さまざまな視点から鉄道を考え、鉄道趣味を豊かにするシリーズ。おとなの鉄学007「盲腸線データブック」は、各路線の軌間・動力方式・起点・終点・開通年月日・概略を掲載した、盲腸線の魅力をデータで楽しめる一冊だ。口絵ページでは、盲腸線の列車や駅をカラー写真で紹介。エリアごとに「JR線」「私鉄・三セク等」に分けて盲腸線データを掲載。路線図から盲腸線を探せる「索引マップ」も掲載する。
定価は1980円(税込)。発売日は11月17日。販売は全国書店、オンライン書店のAmazonなど。