2023年11月20日 12:45

サスティナブル公共交通推進プラットフォーム(代表団体:常滑市)は、愛知県常滑市でAIオンデマンド交通サービスを12月1日に運行開始する。

常滑市は、自家用車への依存度が高く、近年単身高齢者が増加している地域であり、今後車が自由に使えない人や、周りに頼れる人がいない人が確実に増加する見込みから、地域で元気に暮らし続けられる環境が求められている。そこで、住民の移動ニーズにフィットした既存の公共交通と連携するAIオンデマンド交通の実証実験を行うとともに、地域特性を活かして観光客の移動を取込むことで、持続可能性の高いビジネスモデルを創造できるか、有用性を検証する。

同事業は、国土交通省の「令和5年度 共創モデル実証プログラム」の採択を受け、「とこなめサスティナブル公共交通推進プラットフォーム」を立ち上げ、実施。運行はサンレー交通と名鉄知多タクシーが行い、アプリサービス提供や事業全般サポートをWILLERが行う。今後は、住民や共創団体との意見交換により適宜サービスを見直し、導入に向けた課題を検証していく。

料金は、「回数券プラン」5回券1900円、10回券3600円、「ワンタイムプラン」1回乗車毎に大人400円、子ども200円。サービス提供エリアは、常滑市北部・中部エリア。サービス提供期間は12月1日~2024年1月31日。

アプリダウンロード(iPhone / android