2023年10月20日 16:39

高齢者住宅を造るサプライアー団体である高齢者支援事業者協議会(高支協)は、高齢者住宅の現状と課題を分析。どのような住宅であれば「自立」した状態から「終末期」まで安心して住み続けられるのか。高齢者住宅支援事業者が考える高齢者住宅とは何かをとりまとめたドキュメント「私たちのエルダーリビング~明日の高齢者住宅~」を刊行した。
介護保険が2000年に施行されて以来、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホーム等、様々なカテゴリーの高齢者向け住宅・施設の整備が進展した。高齢者住宅・施設の選択肢は増えたように見えるが、これらの「施設」が、入居者にとって本当に心地よい場所であり、将来ずっと住み続けられる場所であるかどうか疑問が残る。
最も大切なことは、高齢者が最期まで住み慣れた環境で生活し続けることができる「住宅」であるかどうか。この課題に焦点を当て、「こんな高齢者住宅に住みたい」をテーマにこのドキュメントを制作した。このドキュメントは、現在供給されている有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の課題分析を実施。団塊の世代が求めている高品質な生活空間とは何か、高支協が考える高齢者住宅とは何かについて、まとめた内容になっている。
「私たちのエルダーリビング」は、高支協メンバーによるそれぞれ専門分野からの知見をまとめたもの。居住スペース、省エネ・創エネ、食事、睡眠、リハビリ、福祉用具、コミュニケーションなど、多岐に渡る分野についてまとめている。