2023年09月29日 15:34

サブカルチャーに特化した新しいスタイルの就労継続支援B型「でじるみ」が、株式会社「戸田」の運営により、札幌市厚別区に2023年11月開所(予定)する。

国内の障がい者人口は、2006年から2021年の間で約300万人増加。現在では日本の人口の7.6%にあたる約950万人が障がいを抱えているという現在、そういった人々の助けとして就労継続支援B型事業所がある。一方、現代ではフリーランスという働き方を選ぶ人々も増加傾向にあり、2020年には日本の労働人口の22.8%にあたる1577万人がフリーランサーだというデータも。同時に現代のIT時代においては、IT系のフリーランサーの需要が高く、クリエイティブスキルのニーズは年々増加傾向にある。

こういった背景をもとに、「でじるみ」札幌厚別は、クリエイティブスキル、サブカルチャーに特化した新しい形、次世代の就労継続支援B型事業所を目指す。一般企業との連携をしっかり図り、障がい当事者の活躍を増やしていくのはもちろん、「好き」を共有できる仲間と安心してすごせる、居心地の良い場所を目指している。

やりたいことを学びながら、それを活かして仕事をしてもらうが、もちろん学習に費用は一切かからない。福祉経験豊富なスタッフにより障がいへの理解や配慮をしっかり行う。クリエイタースタッフも居るので、本物の技術で「好き」を尊重し、「やってみたい」を実現する。