2023年09月20日 09:43
五島市と角川ドワンゴ学園は、2019年3月に締結した連携協定に基づき、10月1日~5日の期間、五島市での地域滞在型職業体験を開催する。
角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの高校」で、現在の生徒数は両校合わせて2万5041名(6月30日時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く総合力を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践している。
同協定に基づく五島市での職業体験は4年ぶりで、今回は、「長崎県五島列島に新たな産業を創り、多くの雇用を生み出し地域に貢献する」ことをモットーとしている、五島市の地元企業「五島の椿」が協力。五島市の特産物である椿の収穫や、椿から取れる椿酵母と五島産の魚を材料に使用した魚醬作りなどを体験しながら五島市の魅力や課題を学び、五島市の特産品となるような商品開発に挑戦し、最終日にプレゼンテーションを実施するプログラムだ。また、期間中に五島市内で開催される「福江みなとまつり」に参加したり、五島市内の民家に「民泊」するなど、地域の人との交流も行う。参加する生徒は、N高等学校・S高等学校の生徒20名。
実施日は10月1日~5日。会場は五島市富江町。オリエンテーション及び閉会式についてのみ、大浜地区公民館(五島市浜町)で実施。