2023年09月19日 19:00

ネクステージは、全国に展開する中古車販売店舗にて、国内中古車業界初となる電子ペーパーを用いた「デジタルプライスボード」の導入を9月に開始した。

10月の自動車公正競争規約・同施行規則の改定に伴い、中古車の販売価格は車両本体価格に諸費用を加えた「支払総額」で表示することが義務化されることとなった。「諸費用」は車検や自動車税の残日数等によって毎月変動するものであることから、すべての中古車販売店では毎月最低1回以上、価格見直しの有無を問わず、全展示車両の価格を更新する作業が生まれる。ネクステージではこれらの課題を解決する打ち手のひとつとして、店頭に展示する全車両にデジタルプライスボードを導入、運用を開始した。

これまで紙に印刷していたプライスボードをデジタル化することで、全国で3万台以上に及ぶ商品車のプライスボード差し替え業務が軽減されるとともに、環境負荷の低減にも貢献する。また、この業務効率化により産出された時間は、来店客へのサービス提供に充て、人々がより安心・快適に同社を利用できる環境の整備につなげていく。

なお、ネクステージは、今回の支払総額表示義務化に伴い、今まで以上に取引の透明性・公正性を向上すべく、すべての顧客に安心かつ満足なクルマ探しを楽しんでもらうことを目的とした「ネクステージの車両提案・販売におけるポリシー」を新たに定めた。今後は全スタッフがこの新たなポリシーに基づいた営業活動を徹底し、利用客の満足と豊かなカーライフの実現に全力を注いでいく。

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