伊勢丹新宿店では、9月20日～10月3日まで、「池内 信介 展」を開催する。東京を拠点に活動する、現代アーティスト池内さん。彫金作家として活動する傍ら、表現の可能性を平面や立体に拡げ現代アート作家としても活躍している。今展は伊勢丹新宿店 新宿出店90周年での個展開催にあたり、池内さんが手がけた新作を展示。池内さんの生み出す「⾊」の世界を楽しめる。

特殊樹脂を用いたミクストメディア作品には、金属特有の流動的な質感を瑞々しいままに、無機物である素材を、立体的で肉感のある有機質に捉えなおした作風がうかがえる。生命の根源的エネルギーや、その起源が拡大していくさまを表現。自分自身の人生のストーリーや感情を表すことができるエレメントの一つである「色」をコンセプトとして、カラフルな作品を中心に構成している。

池内さんは、「人々は日頃から様々な⾊に囲まれて生活をしているが、殆ど無意識の中で、感覚や知覚で⾊の認識をしている。視覚を通して得られた⾊の情報は、単に頭で認識するだけでなく、すでに備わっている知識や人間の五感で理解されていくと考えられている」と語る。本展示を通じて、色の持つパワーや魅力を感じることができる。

なお、国内外からの注目が非常に高まっているSWAGGAメタバース発のキャラクター「ONIMARU」。今回の展示では、NFTキャラクターONIMARUと池内さんのコラボによる、3次元フィギュアが登場する。「池内 信介 展」詳しくはこちら。