どろんこ会グループは2024年4月、千葉県袖ケ浦市に（仮称）袖ケ浦どろんこ保育園を開園する。本グループが千葉県袖ケ浦市に「認可保育園」と「児童発達支援事業所」を一つ屋根の下に併設した多機能型施設をオープンするのは初。

同グループでは創業した1998年当時から、公立をはじめとする認可保育園で受け入れられなかった障害のある子どもたちを受け入れ保育。その経験をもとに、引き続き障害児保育を積極的に実施してきた。2015年に認可保育園と児童発達支援事業所を一つ屋根の下に併設したインクルーシブモデルの展開を全国に先駆けてスタート。しかしインクルーシブ保育は「建てただけ、一緒にしただけ」では決して進まない。現場実践を積み重ね、試行錯誤しながら、保育園と児童発達支援の子どもたちが共に生活し、双方のスタッフが一体的な支援を行っている。

また同グループは2025年4月に、平川地区にある市民の憩いの場「百目木公園」に、認定こども園と児童発達支援事業所のインクルーシブモデルを開園予定。公園内での保育園整備はどろんこ会グループにとっても初の試み。

袖ケ浦市が百目木公園の命名権者を募集したところ、コカ・コーラボトラーズジャパンがネーミングライツスポンサーに決定。2022年7月1日から「コカ・コーラボトラーズジャパンPark百目木」の愛称が付与された。市民に愛される公園での認定こども園と児童発達支援事業所の併設施設の展開に注目があつまる。