2023年09月14日 09:06

アルビレックス新潟シンガポールは、2024シーズンより、従来の日本人を中心とした選手構成のクラブからシンガポール人を中心とした選手構成のクラブへと方向を転換する。

アルビレックス新潟シンガポールは、2004年より当時のシンガポールプロサッカーリーグ「Sリーグ」に参戦した。2016年のリーグ初優勝を皮切りに、その後の8年間で6度のリーグ優勝。また、シンガポールカップ、リーグカップ、コミュニティ・シールドなどのカップ戦を含めると、18個のタイトルを誇る強豪へと成長した(9月現在)。

2017年までは日本人選手のみで戦っていたが、2018年からは「シンガポール人選手を育成したい」というクラブの願いが叶い、リーグの承認を得て初のシンガポール人選手を獲得。その後、徐々にシンガポール人選手の数を増やしつつ、若手選手を育成するアカデミーを発足するなどシンガポール人選手の育成環境を整えてきた。そして、満を持して来シーズンより、シンガポール人選手主体のチーム=ローカルクラブになるという決断をした。これにともない、リーグ成績に応じてAFC主催大会への出場が可能となる。

今回のローカル化への転換はシンガポールサッカーの強化にこれまで以上に貢献し、今まで同クラブを支えてくれたファン・サポーター・パートナー企業などアルビレックスファミリーの人々とともにアルビレックス新潟シンガポールの名をアジア・世界へと広げる挑戦だ。

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