2023年08月28日 15:25

HYTEKは、パートナー企業の三菱ケミカル、スプリングと共に、廃棄されたアクリル板のアップサイクルを促進する取り組み「アクリルメガホンプロジェクト(AMP)」を開始する。

2020年以降、日本ではコロナ禍での経済活動を維持するために、300万枚程の飛沫防止用アクリル板が各地で流通されたと言われている。しかしながら5月8日の新型コロナの5類移行に伴い、大量のアクリル板が行き場を失い放置され、回収されたものの9割以上もがリサイクルされずに焼却処分される見込みだ。この問題を啓蒙するために、そしてアップサイクルの可能性を提示するために、廃棄されたアクリル板をメガホンへと生まれ変わらせるプロジェクト「AMP」を開始する。

同プロジェクトは、コロナ禍で浸透したアクリルの「声を妨げる」イメージを逆手にとり、回収したアクリル板を「声を届ける」メガホンへと生まれ変わらせる。HYTEK社と共に、アクリル樹脂ケミカルリサイクルの技術開発に取り組む三菱ケミカル、屈指のアクリル加工技術をもつスプリングがパートナー企業として協力。「AMP」の活動を通じて、アクリルの回収・再利用ルートにまつわる課題を問いかけ、アクリルの再利用やアップサイクルに向けた取り組みの一助となることを目指す。同プロジェクトの第1弾プロダクトを、8月28日よりクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて25個限定で先行販売開始する。

価格は、個人用5000円/個、法人用5万円/個。受付期間は8月28日~9月28日。

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