2023年08月07日 15:17

郷運輸は、必要なときに必要なスペースだけを借りられる倉庫レンタルサービス「WAREHOUSE RAINBOW(ウェアハウスレインボー)」を開始した。
一般的な貸倉庫では、最低契約期間や決まった大区画スペースでの貸し出しが多い中、短期間・小スペースで顧客ニーズに柔軟に合わせたのが「WAREHOUSE RAINBOW」だ。簡単に空き状況の確認や予約ができるシステムも導入し、顧客の利便性を向上させた新サービスとなる。
同社運送事業の取引先である中小企業の製造業者では、受注が減っていたコロナ禍からの回復でアフターコロナの対応に迫られていて、延期となっていた生産や納品のしわ寄せで、急激な受注増や超短期案件が多いと声があがってきた。中小製造事業者は十分な自社倉庫を保有していないことが多いため、急激な受注の変化に対応するための作り置きができなかったりと、在庫不足が原因で受注ができずビジネスチャンスを逃してしまうこともしばしある。そこで、同社の空きスペースを貸し倉庫へと改修し、急激な受注増減に細やかに対応できるように小スペースで短期間が可能な日本初となる「10平方メートルを1カ月単位での倉庫シェアリングサービス」を構築し、東海地域の中小製造事業者へ提供することにした。
価格は、荷物取扱手数料2万円+日額単位50円/平米。開始日は7月1日より。所在地は、岐阜県不破郡垂井町宮代2863。