2023年08月03日 19:00

東京・神奈川を中心に7園の保育所を運営する株式会社「空のはね」は、未来を担う子ども達が将来安心して生活が出来る社会をつくる為に、SDGsを推進している。

認可保育所「ラ・プリマブランカえいふく保育園」では、世界中で深刻化している食品ロスを防ぐために、給食の食べ残しや野菜・果物の皮を生ごみ処理機にかけ、園庭にある畑やプランターで育てている野菜の肥料として再利用。子ども達自らが肥料を撒き、野菜を育て、再び給食で喫食する事は食育活動に繋がると共にSDGsの目標の一つでもある「食品ロス削減」を目指した取り組みとして実施している。7月8月はズッキーニなど夏野菜の収穫も開始し、子ども達に日本の四季や季節感についても説明している。

また同園では、自園で献立作成、調理を行い、素材のおいしさを大切にした幅広い献立を提供している。子ども達が食事に関する興味や関心が持てるように、自園に手作りの畑を耕し、子ども達自身で野菜の苗植え、収穫体験、トウモロコシの皮むきやキャベツちぎり等の年齢に応じた調理体験を実施。

さらに季節ごとに行事食を取り入れ、食事の時間が楽しくなるような工夫も行っている。こうした経験を通じ、子ども達自身が主体性を持って学び、「育てる」楽しみ、「収穫する」楽しみ、「調理する」楽しみ、「食べる」楽しみを育むことができる。