2023年07月31日 09:02

大阪芸術大学デザイン学科福武研究室は、ゼミ生の平下尚樹さんが考案したスゴロクで遊べる本格派テーブル「OUTDOOR SUGOROKU」を製品化するために、大阪府八尾市の企業、873worksの協力の下、実物を製作。クラウドファンディングサイトのMakuakeにて支援者を募集する。

友人とキャンプによく出かけるのが好きな大阪芸術大学デザイン学科3年生(当時)の平下さんは、キャンプ先で友人たちとアウトドアとは程遠いスマホゲームをしてしまっている現実に気づいた。大学のデザインの授業でこの現状を解決するデザインを研究したいと申し出た平下さんは、「アウトドアならではのお題を盛り込んだすごろく」という結論に至った。

どのような形で商品として具現化するかという点で、新たな道具を持って行かずに済む方法として「アウトドアテーブルと一体化する」という案が良いと考え、アウトドア用品の製造・販売を行う大学から近い八尾市の企業、873worksに相談し、いくつかの試作を繰り返してようやく商品化した。

商品は、コンパクトに収納可能。スゴロク部の木の天板を裏返すと本格的なアウトドアテーブルに。付属しているルーレットは取り外し可能でテーブル時に邪魔にならない。天板(鉄部)は耐熱塗装を施しているので熱々の鍋ややかんも直置きOK。

「OUTDOOR SUGOROKU」の募集期間は、7月28日~9月4日。価格は定価3万7000円(税込)。ここから、Makuake限定割引価格(最大9000円off)を用意している。

クラウドファンディング実施サイト