2023年07月21日 09:47

徳島県は、7月1日、「とくしま林業アカデミー」第9期研修生の募集を開始した。

徳島県は、森林・林業を核とした地方創生の実現を目指し、担い手の育成や高性能林業機械の導入などにより、「素材生産量70万立方メートル」の目標に向け、これまで各種取組を進めてきた。この目標を達成するためには、スマート林業の推進に加え、高いスキルと意欲ある人材の育成が不可欠であることから、2016年4月に「とくしま林業アカデミー」を開講。さらに、2018年度にはアカデミーの学舎となる「林業人材育成棟」を整備するとともに、素材生産の現場を忠実に再現した「高性能林業機械シミュレーター」を全国で初めて導入した。アカデミー開講以来、第1期生から第7期生まで、I・Uターン者27名、女性6名を含む103名の卒業生を林業現場の最前線に送り出しており、県内林業への就業率は100%となるなど、高い実績をあげている。

今回、林業・木材産業関係者の強い要望を受け止め、2024年度・9期研修生は定員を30名とし、2024年4月に地域版として「三好林業イノベーションセンター」が開校を予定している「三好林業アカデミー」1期生(5名)と併せてこれまでで最大の35名を募集する。

費用は、試験費用、入学金、入学後研修費用、必要資格取得費用:無料。研修期間は1年間(2024年4月1日~2025年3月31日)。募集期間は7月1日~2024年1月26日。

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