2023年07月11日 15:29

ヴォイジャージャパンは、プラスチックチューブを使わないタブレット型歯磨き粉「Soorb(ソーブ)」のアメニティ品を、7月12日に発売する。

環境に対する意識が高まる中、宿泊施設においても減プラスチック製品の導入など、プラスチック使用量を削減する取り組みが進められている。歯ブラシでは、竹製品などの代替品が普及し始めた一方で、歯磨き粉については従来のチューブ型のものが一般的なまま、抜本的な解決方法が見つかりにくい状況だった。そこで同社では、6月に一般品が改良発売されたことを機に、アメニティ品のラインナップを追加した。

本製品は、リサイクルの難しいプラスチックチューブを使わず、主原料には未利用資源を活用。チューブ型に比べ、プラスチック使用量を大幅に削減し、使い切ることのできるタブレット型にすることで、リサイクルが可能に。

一般的なホワイトニング歯磨きの主成分として広く採用されている鉱物由来アパタイトに比べ、高い吸着力、生体親和性をもっているバイオアパタイトを55%高配合している。バイオアパタイは国内での廃棄量が年間25万トンにのぼる卵殻を、バイオアパタイト社が、独自の卵殻膜剥離技術により卵殻と卵殻膜の分離に成功したもので、究極のリサイクル資源。

また研磨剤・発泡剤は使わず、必要な成分のみのシンプルなフリー処方に。自然由来の100%食品由来成分のみで処方設計し、国内の工場で丁寧に作られている。価格は一般品で1800円/ 60粒(税別)、2900円/ 120粒(税別)。