2023年07月04日 19:03

ハイランドリゾート ホテル&スパは、鉄道コンセプトルーム「富士急行線ルーム」を7月29日よりオープンする。

「富士急行線ルーム」は、1994年から26年にわたり富士急行線で運行され、2020年10月に惜しまれつつ引退した「1000系・1202号編成」で実際に使用されていた部品を随所に再利用している。そこに鉄道BIG4としても有名な南田裕介さんの監修による、鉄道ファンの好奇心を刺激する仕掛けをふんだんに盛り込むことにより、唯一無二の鉄道コンセプトルームが完成した。

宿泊客はルームの扉を開けると、実際に1202号編成で使用されていた荷物棚や車窓、つり革に出迎えられた後、車両同士を連結する実物の「ホロ」をくぐって「渡り板」を通行し、まるで車両間を移動するような没入体験を経て客室エリアへと入る。客室エリアに入ると、1202号編成の先頭車両の「顔」を忠実に再現した造作がお出迎え。造作の後ろ側には実物の運転台や椅子、乗務員扉、車内放送装置までが設置され、自らが乗務員室で運転士あるいは車掌になったような体験を楽しむことができる。他にも「勾配標」や、冬の富士急行線には欠かせない融雪剤のデザインを忠実に再現したクッションなど、不必要と思えるほどまでにこだわり抜いた、鉄道ファン垂涎の備品を多数設置している。

宿泊料金(1泊朝食付き・オリジナルグッズ付)例は、1名あたり料金(2名1室利用時)レギュラーシーズン(平日・休日)3万2700円など。オープン日は7月29日。予約開始日は7月7日12時~。所在地は、山梨県富士吉田市新西原5-6-1。

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