2023年06月12日 09:06

アサヒユウアスは白化して死滅したサンゴを使った「海のマイボトル」を開発した。6月15日から渋谷モディのSHIBUYA BASEと宮古島東急ホテル&リゾーツ、アサヒユウアスECサイトにて数量限定で先行販売する。商品の売上1本につき100円寄付することで、サンゴ礁の生物多様性維持や海洋プラスチック問題の解決に向けて取り組む。
アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する新会社として、2022年1月に設立。これまでリユースカップ「森のタンブラー」や「森のマイボトル」をはじめ、食べられる容器「もぐカップ」などの飲料容器を開発し、環境負荷低減に取り組んでいる。
「海のマイボトル」は沖縄県宮古島市伊良部島周辺の白化し、死滅した養殖サンゴを20%使用したリキャップできるマイボトル。アサヒユウアスがこれまで積み重ねてきた飲料容器の知見や技術を生かし、広告事業を営むハヤシコーポレーションと協業して開発した。白化し、死滅した養殖サンゴを使ってマイボトルを開発するのは今回が初めてだ。
6月15日から渋谷モディのSHIBUYA BASEと宮古島東急ホテル&リゾーツ、アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」にて計180個を先行販売する。今後、生産体制を整えて7月に増産し、航空業界や宮古島内のホテルなど共創パートナーを募り、空港やホテル内での提案に、ハヤシコーポレーションと連携しながら取り組んでいく。