2023年05月31日 12:34

講談社は、6月1日より、週刊少年マガジンの漫画賞「MGP(マガジングランプリ)」を、「マガジンライズ」に完全リニューアルする。

「マガジンライズ」には、「マガジンライズ」「作画部門」「ネーム部門」の計3部門が用意され、「作画部門」「ネーム部門」は全漫画誌初の毎月開催となる。作画のみ募集、ネームのみ募集の賞で毎月開催されるケースは非常に珍しく、週刊少年マガジン編集部調べによると国内では例がない。さらに受賞者数も倍増され、前回より上の賞を獲得するとさらに賞金が増える「ライズボーナス制度」も導入。デビューへの道がはっきり見える。

「マガジンライズ」部門は、新人作家の登竜門。自分の成長度をチェックして上を目指すことができる。「作画部門」は、共通の課題ネーム(P5)を作画して投稿する。ネームは「ブルーロック」の金城宗幸先生が執筆。6月~8月期の課題ネームは順次発表していく(9月以降は全3種の中から任意のものを選んで応募可能。画力のみを審査。オリジナル作品での投稿もOK)。「ネーム部門」は、ネームの面白さのみを審査する(ネームとは漫画の設計図のこと。登場人物・セリフ・物語の流れを簡単に描いたもので、読み手に情報が伝われば、漫画の下書きほど丁寧に描かなくてもOK)。

「マガジンライズ」6月期の応募期間は6月1日〜30日まで。旧新人向け漫画賞MGPへの応募は5月31日まで。

公式サイト(6月1日正午頃に公開)