「BAKERU」が手掛けるカフェレストラン「GRILL TERRACE ABURU（グリルテラス アブル）」は、同志社女子大学の学生とのキッチンカーを展開する。日時は5月26日～28日、場所は大丸京都店施設内の錦広場。

ABURUは、「京の食文化や伝統工芸品を学び活かす、地域活性化に向けた飲食事業の立上げ＆運営プロジェクト」で産学連携を実施してきた。プロジェクトではこれまで、同志社女子大学・食物栄養科学科の学生が、店舗で働きながらメニュー開発や飲食店の経営ノウハウを学ぶことがメインだった。この度は大丸京都協力のもと、学生が企画・試作・運営までを実践するキッチンカーを、大丸京都店施設内の錦広場にて展開する。

この度展開するキッチンカーは、「女子大生たちが考える地消地産と地域活性化(SocialGood)」がテーマ。本テーマでは、大学生がかねてより食の課題として問題意識を持っていた孤食や子供の偏食問題に取り組む。具体的には、同志社女子大生たちが子供食堂にボランティアで参加するほか、キッチンカーの売上の一部を子供食堂の支援に活用。食の課題を地域の人に考えてもらうきっかけを生み出していく。

キッチンカーメニューは、生産者へのインタビューを経て商品開発を行い、関西発祥食であるベビーカステラと京都老舗店のコーヒーに決定。ベビーカステラは、濃厚でまろやかな京都の卵と牛乳の風味が特徴。コーヒーは京都の老舗のブレンドを、学生がハンドドリップで提供する。