2023年05月26日 09:01

ひかり味噌は、6月から本社における使用電力を、長野県企業局が運営する、信州の豊かな水源を用いた水力発電所で二酸化炭素を排出せずに発電された電気「信州Greenでんき」に100%切り替える。

これにより、本社でのCO2排出量は年間で92トンの削減となる。ひかり味噌では、生産工程において発生する汚水汚泥を再発酵させ、メタンガスを生成しクリーンエネルギーを生産するなど独自の再生可能エネルギー利用を推進している飯島グリーン工場の更なる取り組みとして、2022年4月から同電気を先行導入している。

信州Greenでんき」は、長野県、中部電力ミライズ、丸紅新電力、みんな電力による、長野県企業局が運営する水力発電所で発電した電力を供給することにより、事業者の再生可能エネルギー率の向上や信州産電力の価値向上を目指す事業。

「自然の恵み、いただきます。」をブランドメッセージとし、SDGsへの取り組みを推進しているひかり味噌では、食品業界における重要な共通課題であるCO2排出削減、脱プラスチック、フードロス削減を企業活動の基本とし、継続的な企業価値向上を目指している。また、企業成長を通じて取り組むべき独自の強化課題4点を選定し、優先的に取り組んでいる。

同工場では、3月までで年間321トンのCO2排出を削減した。今回の本社における「信州Greenでんき」への全面切り替えによって、「再生可能エネルギーの利用拡大」および「エネルギーの地産地消」を加速し、CO2削減に向けたSDGs活動を全社一丸となりより一層推進していく。