2023年05月25日 19:02

阪急阪神ホールディングスは、北大阪急行電鉄南北線延伸線に向け、3編成の車両の増備を進めている。増備車両(3編成)の整備も順調に進捗していることから、延伸線の開業に先駆け、8月1日から、「箕面ラッピングトレイン」として千里中央駅から(御堂筋線)なかもず駅間で運行を開始する。

2023年度末の開業に向けて箕面市と北大阪急行電鉄がともに整備を進めている北大阪急行電鉄南北線延伸線は、千里中央駅から北へ約2.5km延伸し、「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅を新設する路線。車両には緊急事態発生時の非常用設備等の設置位置を把握しやすくするとともに、その使用方法や機能を理解しやすくするなど、わかりやすく表示したほか、車内の映像や音声を記録することが可能な防犯カメラを北大阪急行電鉄として初めて設置している。

新たに「北急沿線」となる箕面市の魅力を案内する装飾列車「箕面ラッピングトレイン」では、一年を通じて楽しめる観光、交通利便性が格段に向上する大阪のベッドタウンとしての魅力、子育て・教育などの取り組みを紹介する。また、箕面市では、この「箕面ラッピングトレイン」が、利用者や沿線の人々に愛される列車となるよう同列車の愛称を募集する。

「箕面ラッピングトレイン」の車両デザインは、箕面大滝や紅葉を基調としたデザイン(3編成のうち2編成)と、箕面市PRキャラクターのデザイン(3編成のうち1編成)となる。

ラッピングトレインは8月1日から順次運行を開始し、2025年3月末までの運行を予定している。

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