2023年05月25日 15:44

GOGENは、不動産売買に特化した本人確認サービス「Release(レリーズ)本人確認」をリリースした。

犯罪収益移転防止法が2008年3月に全面施行されて以後、不動産売買取引業においても本人確認や本人確認記録の作成が厳格化し重要業務となっている。一方で、2020年10月の健康保険法等の改正により、保険証の写しを取得する際に一部にマスキング処理を施すことが義務化され、転記や保管作業のミスといったその他の課題と合わせ、本人確認業務の負荷は一層高いものとなっている。また、マイナンバーカードの申請受付数が9600万件を超えたことで、今後はマイナンバーカードを用いた本人確認が一般化し、本人確認のデジタル対応需要が高まることも予測される。以上の状況を踏まえ、不動産売買取引における本人確認業務を最新のデジタル技術を活用してアップデートすることは、不動産事業者にとっての業務効率化・取引における安全性向上の実現に加えて、顧客にも円滑で安心な取引体験を提供する有効な手段であると考え、今般業界特化型の本人確認サービスの開発に至った。

「レリーズ本人確認」は、身分証の写しの取得、本人確認記録の自動作成、データの一元管理など、犯罪収益移転防止法に準拠した本人確認をワンストップでデジタル化するのみに留まらず、身分証のマスキング処理や、取得データを活用した反社チェックの実施など、不動産売買取引における本人確認業務全般の効率化・高度化を実現するサービスだ。なお、同サービスの機能の一部は、オンライン本人確認/eKYCを提供するTRUSTDOCKとの連携により提供する。

サービスHP