2023年05月25日 09:44

リモートアシストは、6月1日より、「遠隔支援カメラシステム リモートアシスト」をバージョンアップさせた「遠隔支援HDカメラシステム リモートアシスト」を発売する。

リモートアシストは、ウェアラブルカメラと5G対応のAndroid端末を使用して、カメラを装着している人と遠方のパソコンを結び、映像と双方向音声を共有できるシステムだ。事務所から現場作業者への遠隔支援を簡単な操作で行うことができる。特に国土交通省が推奨する「遠隔臨場」用のカメラシステムとしての要件を満たし、新技術活用システムNETISに登録されたことにより「建設現場業界における2025年問題」の対策として期待されている。NETISとは、建設新技術情報提供システム(NETIS:New Technology Information System)のこと。国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムだ。

今回の新システムでは、カメラの高画質化や複数カメラ同時表示などの新機能を追加し、より高品質な映像と音声通信を実現。高画質化やユーザー数の拡大に伴いサーバーの増強を図った。5Gネットワーク回線を利用することで、カメラの画素数が従来の48万画素から192万画素に向上。これにより、高精細で鮮明な映像を遠隔地に送信できるようになった。また、最大4台のカメラ映像を同時に表示できるようになった。これにより、複数の現場を同時に監視したり、複数作業者の視線映像を確認しながら指示、指導したりすることが容易になった。

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